おすすめ映画とお題スロット!

昨日は、特に書くことがない日でした。
ということで、今日はお題スロットに初挑戦してみたいと思います。
お題は。。。

Odai「最近見た映画」

最近見た映画!にしました。

 

最近は、こちらにきた頃と比べて映画に行く機会は少ないのですが、こちらではホストファミリーがテレビで映画をみるのでそれに便乗して日本にいる時よりは映画を見ています。
ということで、最近見た映画の中で面白かったのは、「The season of the witch」「The last Samurai」「Inferno」の三つですね、

 

 

The last Samurai
この映画は最初の方見ていないのですが、明治時代の欧米化の中でそれに流されずにいる集落で戦闘が発生し、戦いの中で捕らえられたイギリス?の提督がその集落で過ごす中で侍になってゆくのですが。。。時代の波は激しくその集落にも政府軍の手が。。。

この映画は、アクション物としても楽しめると思います。
しかし、この映画は、時代の流れの中で

日本が忘れたもの。
忘れてはいけなかったもの。
そして、この国際化の進む時代日本はどうあるべきなのか。
を考える機会を与えてくれました。
点数的には、侍の描写が欧米的だったので、75から80/100
これは全ての日本人に見て欲しい作品です。

 

 

「Inferno」
この映画は、ホームステイみんなで見にいきました。
この映画は、一人の記憶を失った歴史の先生が、世界保健機関や世界中の警察に追われながら、ペンライトの映し出す地獄絵図の謎を解くことを通して、一年前に死んだはずの生物学者が仕掛けたパンデミックの発生を防ごうとするお話です。

この映画もまた、アクションや謎解き、パニック映画としても楽しめると思いますが、
その生物学者が映画の中で繰り返される世界は夜中の12時前というスピーチ、

これは、1分に二つに分裂するバクテリアのように世界人口は指数関数的に増加していて次の1分で今この世界にいる人口が二倍になり世界は、環境的、経済的、食料的、居住地域的に破滅に陥るだろう。そして世界はその1分前なのだということなのですが、

これが密かに意味するのは、何らかの方法で一定の人口を減らさないと人間が破滅の一途を辿る。ということなのです。

自分自身、歴史好きとして、人間は一定期間の中で大きな災害や戦争、伝染病によって計算されたようにその人口の一部を減らしてきたのにもかかわらず今のこの時代それらの原因を抑えるように科学が発展してきたことは知っています。

そう考えると、この先大きな何かがあるのかそれとも人類が危機に立たされるのか深く考えさせられる名作です。各都市の描写がとても綺麗でかつ伝染病への畏怖を映像で表現できていてすごい。95/100

これは、逆に多くの人に見て欲しくない映画ですね。本当に興味のある人に見て欲しい。

 

 

「The season of the witch」
この映画もテレビでやっていたものです。この映画は、病気が蔓延し魔女狩りが行われていた中世ヨーロッパで、女性や子供まで手にかける十字軍のやり方に疑問を抱いた二人の歴戦の騎士が、本当の問題の解決法を探して旅に出るお話です。旅の中で出会った魔女であろう少女の移送の護衛として向かった街で見つけた呪文書が魔女に聞くことがわかり、その少女を乗っ取っていたものの正体もわかるのですが。。。

このお話は、歴史とフィクションを混ぜた自分の大好物なジャンルです。
ニコラスケイジ演じる騎士の中立な感じが、(ニコラスケイジはどの映画でも中立に見える)
十字軍や魔女狩りへのおおきな疑問を感じさせつつ、
二人の騎士の強さや魔法がファンタジーな要素をカバーしています。
これは、最後の旅立ちのシーンが凄く心に残る作品です。
俳優選択とストーリー展開は面白いけど悪の表現がありきたりすぎるのと背景設定が少し荒削りだから、70/100

ラストシーンのためだけに全部見るのもあり。

 

 

ということで、今日はお題スロット初挑戦!
物好きな面が出てしまいだいぶ長文だけど映画好きならわかってくれるはず(多分。