カカドゥ国立公園
今日は、ダーウィン旅行で行った、カカドゥ国立公園について書きたいと思います。
カカドゥ国立公園は、ダーウィンにある世界有数の面積を持つ国立公園で、世界遺産にも登録されています。
日程の記事にも書いたように、カカドゥ国立公園へは、二日目と三日目に滞在していました。
二日目には、ダーウィンから車でカカドゥ国立公園ないまで行き宿泊しました。この日はその日泊まった”Aurola Kakadu”というについたのが、二時頃だったのでそのあと近くにあるトレッキングコースを歩いただけでした。(途中スコールのような雨に降られてびしょびしょでした。。。)
カカドゥ国立公園へようこその看板。
日程三日目、(カカドゥ二日目)は、朝五時に起きて、イエローウォーターリバーまで車で行き、イエローウォータークルーズをしました。
クルーズに行く前、ホストマザーはアボリジニの人が運営しているクルーズだから品質が信頼できんとか何とか言っていましたが、クルーズは素晴らしいものでした。
アボリジニとニュージーランド人のハーフの方が船頭で、何本も流れている川の構造だけでなく、雨季で(今は雨季真っただ中です)あふれた水で構成されたバックウォーターまでっていて、野生動物やブッシュタッカー(食べれる野生の植物)などの説明もとても充実していました。
三十人乗りくらいの小さいボートでぎりぎりボートが通れる木々の間をすり抜けていく船頭さん(すごい)。
3mくらいのクロコダイル船から四メートルくらいのところまで近づきました(^ー^)
このボートには、手を船の外に出すなというルールが存在します(゚д゚;)
こんな蓮のような花も咲いていてきれいでした。
オーストラリアには、アボリジニとの問題が存在しています。
1900年代後半には、十八世紀にイギリス(オーストラリア植民地政府)が行った非人道的な政策(個人的な解釈です)に対してデモなどが行われ、市民権などのアボリジニの人権問題がオーストラリア内で社会問題となりました。
一方、その後オーストラリア政府のアボリジニに対する大きな公的扶助によって、堕落した生活を送るようになってしまった人が少なくなく、今はオーストラリア人の中ではなんで俺たちの税金で彼らを養わなければならないんだ!という意見が聞かれます。
こういった問題を抱えているアボリジニについて、彼らの土地であるカカドゥに行って、思ったことがあります。「彼らには彼らの家と生き方があるんじゃないか?」これは、そのボートの船頭さんを見ていて思ったことです。彼らは、川やバックウォーターの構造植物の便利で有効な使用方法などを知っていて、彼らは自然に住んでいるんだなと思いました。しかし、一度西洋文化を持つ都市に出しまえば彼らの知識は役に立ちません。
自分は、彼らは彼らたちで、自然と暮らすべきではないだろうか?もし西洋文化を持つ都市に出たいならやはり西洋式の教育を受けるべきではないだろうか?
はい。カカドゥ編いかがでしたでしょうか?
次回は、ダーウィン空襲、軍事、フライトドクター。を三つ同時にやるか、いくつかに分けてその中の一つを取り上げると思います。